朝って、なんだかしんどい。
体は起きてるのに、頭がまだぼんやりしていて、
「よし、今日も頑張ろう」と思えるまでに、けっこう時間がかかる。
私はいつも、そんな感じで1日が始まっていました。
朝のSNSはなんだかうるさく感じるし、
コーヒーを飲んでも気持ちがシャキッとしない。
誰かと話すにはちょっと気が重いし、
無音すぎる部屋の空気も、逆にソワソワする。
“やること”を決める前に、
そもそも「朝に自分を切り替えるスイッチ」って、どこにあるんだろう?
そう思ったことはありませんか?
深呼吸するだけで、朝の空気が変わった気がした
ある朝、特にやる気も出なくて、
何となく窓のそばに立って、窓を少しだけ開けてみたんです。
冷たい空気が、すっと入ってきて、
その瞬間、あ、ちょっと目が覚めたかもって思いました。
窓を開けて外の空気を吸ってみたら
朝の空気って、こんなに静かだったっけ?
ちょっと冷たくて、でも気持ちよくて、
寝起きの重たい空気が、一瞬で切り替わったような感覚。
思わず深呼吸して、肩の力が抜けた気がしました。
呼吸ってこんなに浅くなってたんだなって、気づいたのもこのとき。
なぜかそれだけで「いけるかも」って思えた
それまでは「朝活しなきゃ」「何かやらなきゃ」って頭で考えてばかりだったけど、
この日は、ただ深呼吸しただけ。
それでも、不思議と「今日、いけそうかも」と思えたんです。
“外の空気を吸う”ことがなぜ朝に効くのか?
「窓を開けて深呼吸するだけで気持ちが整う」
それには、ちゃんと理由があるみたいです。
五感への刺激が“再起動ボタン”になる
朝、ぼんやりしているのは、
脳も神経もまだ“スタンバイモード”だから。
外の空気に触れて、
肌がひんやりしたり、光を感じたり、遠くの音が聞こえたり──
そうした五感の刺激が、体全体の「ONスイッチ」になるんです。
だから、ただ窓を開けて外気に触れるだけで、
ぼんやりしていた感覚がスッと切り替わる。
「深呼吸」は自律神経のスイッチでもある
さらに、深く呼吸すること自体にも意味があります。
呼吸をゆっくりすると、副交感神経から交感神経へとスムーズに切り替わる。
つまり、「休んでた体」が「動ける体」へと移行しやすくなるんです。
心を落ち着けたいときに深呼吸するのと同じで、
朝のスイッチにも“深呼吸”はぴったりなんですね。
今日からできる「深呼吸の朝活」3ステップ
「窓を開けて、深呼吸するだけ」とはいえ、
いざ朝になると、つい忘れちゃったり、面倒に感じることもありますよね。
だから私は、“何も考えずにできるようにする”という仕組みで取り入れています。
STEP1|寝ぼけたままでOK:とりあえず窓を開ける
起きてすぐ、洗面所に行く前でもスマホを見る前でもいいので、
まずは窓を1つ開ける。
まだ頭が働いてなくても、空気の違いを感じるだけでスイッチが入りはじめます。
STEP2|気温・におい・空気の流れを感じる
朝の空気って、季節や天気によって全然違います。
ひんやりしてたり、やわらかかったり、雨のにおいがしたり。
ただ外気に触れて、「今日はこういう朝か」と受け取るだけでいいんです。
STEP3|ゆっくり息を吸って、少しだけ長く吐く
最後に、静かに深呼吸を。
4秒吸って、6秒吐く。できればそれを3回。
たったこれだけで、「整った」って感じる朝になるかもしれません。
STEP2|気温・におい・空気の流れを感じる
朝の空気って、季節や天気によって全然違います。
ひんやりしてたり、やわらかかったり、雨のにおいがしたり。
ただ外気に触れて、「今日はこういう朝か」と受け取るだけでいいんです。
STEP3|ゆっくり息を吸って、少しだけ長く吐く
最後に、静かに深呼吸を。
4秒吸って、6秒吐く。できればそれを3回。
たったこれだけで、「整った」って感じる朝になるかもしれません。
ただ外気に触れて、「今日はこういう朝か」と受け取るだけでいいんです。
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