朝5時起きチャレンジ、3日で挫折した私が得たもの

「よし、明日から朝5時に起きよう」

そう決めた日の夜って、ちょっとワクワクしてる。
目覚ましをセットして、ノートにやりたいことを書いて、
“明日からの自分”に期待して眠りにつく。

私も、何度かそんな朝を迎えようとしたことがあります。
今回もそのひとつでした。

そして結果は…3日で挫折。
でも、この3日間で気づけたことが、今の朝にちゃんと残っているんです。

目次

「朝5時に起きる」って決めた日の夜のこと

何かを変えたいと思ってた。
もっと朝時間を有効に使えたら、
“なりたい自分”に近づけるような気がしてた。

SNSでは、5時起きで仕事して、運動して、読書して、
もう8時にはタスクを3つ終えてるような人がたくさんいて。

「よし、私もやってみよう」
そう思ったのが金曜の夜。

週明けからじゃなく、
“思い立ったらすぐ”が良い気がして、
その夜のうちに、5時起きの準備を始めました。

カーテンの隙間をあけて、
朝陽で目覚められるようにして、
ノートには「やりたいことリスト」を丁寧に書いて。

明日の朝、私は変わる。
そんなふうに思って、アラームを5:00にセットしました。

1日目、2日目、そして3日目で完全に崩れた

最初の朝、アラームで目覚めて、なんとか起き上がった。
まだ外は暗くて、部屋も静かで、
「これが“朝活”かあ」と思いながら白湯を飲んだ。

初日は気合いで乗り切れた

眠かったけど、なんとかやれた。
ノートも書けたし、ちょっと作業もできた。
「私、やればできるじゃん」と思えた朝。

2日目は、なんとかやった

前日よりはつらかった。
起きてからしばらくぼーっとしてたし、
ノートも気づけば書いてない。

でも「続けなきゃ」の気持ちでなんとか持ちこたえた。

3日目で「あ、もうムリかも」と思った

アラームを止めたあと、布団から出られなかった。
体も重いし、気持ちも上がらない。
「5時起きする意味ある?」って思ってしまった。

無理やり起きるのをやめて、
そのまま目を閉じた朝。
「私には朝活、向いてないのかも」と落ち込んだ日。

理想の朝に、自分を合わせようとしていた

5時に起きたら、時間に余裕ができる。
朝からクリアな頭で動ける。
たくさんのことが片付いて、毎日がスムーズになる。

そんな未来をイメージして、
私は“理想の朝”に自分を合わせようとしていました。

「できたらすごい」という他人基準の目標だった

よく考えたら、
「5時起きが必要」だったわけじゃなかった。

でも、

“できるようになったらすごい”とか、
“朝活が習慣ですって言えたらかっこいい”とか、
自分以外の目線で、目標を立てていた気がする。

私の朝には、私の体と気分がある

理想の朝をなぞることが目的になっていたけど、
本当はもっと、“今の自分”を見てあげる必要があった。

起きたときの体の重さ、頭のぼんやり感、
前日の疲れや気持ちの残り。

「ちゃんとできる私」になるよりも、
「今の私に合った朝」を探すことの方が、大事だったのかもしれない。

やめたことで、朝がちょっとだけ優しくなった

5時起きチャレンジをやめて、
最初は少しだけ「負けた」気がしてた。

でも数日たって気づいたのは、
朝が前より“嫌いじゃなくなってる”こと。

“失敗”じゃなく、“自分の輪郭”が見えた3日間

あの3日間で、私は何を感じたか。
何がしんどくて、どこまでなら頑張れるか。
どういう朝だと、気分がいいか。

そんな“自分の朝の輪郭”が、少し見えてきた。

それって、失敗じゃない。
ただ「私の朝活のやり方」を見つけるプロセスだったんだと思う。

「頑張る朝」じゃなくても、ちゃんと朝は始まる

無理に起きなくても、
“やろうと思ってたこと”ができなくても、
朝は勝手に始まって、1日はちゃんと進んでいく。

だったら、「がんばらない朝」でもいいのかもしれない。

もしまたチャレンジするなら、“ちょっとだけ”を自分に許したい

たとえば、
「5時じゃなくて、6時半でもOK」って決めるとか。

ノートを書けなかったら、
ただ開いて、1行だけ書いて閉じるとか。

“ちゃんとできなかったら意味がない”じゃなくて、
“ちょっとでもやれたら、それでいい”って思えること。

その余白があったら、
たぶん朝活って、もっと続けられる。

「自分にとっての朝」を見つけることが、
きっと一番の“朝活”なんだと思います。

またチャレンジしたくなったら、
今度は「ちょっとだけ」を大切にして、
自分のペースで始めてみよう。

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