朝、バタバタして何もできなかった日。
せっかく早起きしたのに、
ノートも書けず、白湯も飲み忘れて、
気づけばいつもの時間に追われてる。
「朝活って、やっぱり難しい」
そう思っていた私が見つけたのは──
「朝活は、夜から始まってる」という視点でした。
夜のうちに、ほんのちょっとだけ仕込んでおく。
それだけで、朝に“余白”が生まれる。
朝が苦手な私でもできた、
“やさしい朝活”の始め方を紹介します。
「朝に全部やろう」とすると、朝がしんどくなる
「白湯飲んで、ノート書いて、副業して…」
やりたいことはいっぱいあるのに、
時間も気力も追いつかない。
起きた直後って、体も頭もぼんやりしてる。
なのに、全部を朝に詰め込もうとすると、むしろ朝がつらくなる。
「できなかったこと」が積み重なるほど、
朝活へのハードルもどんどん上がっていく。
それが続くと、
「また今日もできなかった」と自信を失って、
朝そのものが嫌いになってしまうことも。
でも、朝に全部やらなくていい。
むしろ、「夜のうちにちょっと準備しておく」だけで、
朝がラクになることもあるんです。
実は“夜にちょっと仕込む”だけで、朝は軽くなる
朝がうまく始められない理由って、
「やる気がないから」じゃないんです。
実は、朝って“決めること”や“考えること”が多すぎる。
朝は「迷う」「探す」「決める」が多すぎる
- 何を飲もう?
- ノート、どこに置いたっけ?
- 何書こう?あ、ペン出てない…
- 音楽かけようか?イヤホンはどこ?…
朝から何度も頭を使っていると、
それだけで疲れてしまう。
朝活が続かないのは、意志じゃなくて“設計”の問題だったのかもしれません。
前夜の準備が“やる気”の代わりになる
夜のうちに、
「朝やることのハードルを下げておく」。
それだけで、朝は「始めやすい」空気に変わる。
やる気が出なくても、
“もう準備されてる”ことが、自然に行動へつなげてくれる。
朝がラクになる“夜の3つの仕込み”
「準備」って言うと、
何かをがんばって用意するイメージがあるかもしれません。
でもここで紹介するのは、
“ほんの数秒でできる小さな仕込み”たち。
それだけで、朝のスタートがぐっとやさしくなります。
① 白湯のカップを出しておく
朝、キッチンにカップが置いてあるだけで、
「白湯を飲もう」って自然と思える。
お湯を沸かす気力がなくても、
出ているカップが“スイッチ”になる。
② ノートとペンを開いておく
ノートを開いた状態で置いておくだけ。
書くことが浮かばなくても、
「開いてあるから、とりあえず座ってみよう」って思える。
準備されているだけで、“始めていいんだ”という合図になる。
③ スマホを“朝モード”にしておく
前夜のうちに、通知を切って、
ホーム画面に「朝活フォルダ」だけ残す。
音楽アプリやノートアプリ、タイマーなど、
“朝のための画面”にしておくだけで、
スマホが「私の味方」に変わる。
この3つだけでも、
朝の“よし、やろう”までの道のりがぐっと短くなる。
夜の準備は、“朝の私”へのプレゼントになる
朝って、ほんのちょっとのことで気持ちが乱れる。
「あれどこだっけ」「何しようとしてたんだっけ」
そうやって小さな迷子になることが多い。
でも前夜の準備があると、
朝の自分が“もう始まってる”感覚を持てる。
朝をがんばらなくても、「もう始まってた」と思える
机の上に、開かれたノートと置かれたペン。
湯沸かしポットの横にカップ。
静かなスマホ画面に、最初に開くノートアプリのアイコン。
その全部が、
「もう始まってるよ」って教えてくれる。
何かをがんばるんじゃなく、
流れに乗るだけでいい。
それがすごくラクだった。
「昨日の私がやさしい」って感じると、朝が好きになる
昨日の自分が用意してくれた場所。
それを朝の自分が受け取る──
そんな感覚が、ちょっとあたたかい。
朝にやさしさがあると、1日が少しやわらかくなる。
朝を変えたいなら、夜の準備を変えてみる
早起きができない、朝活が続かない、
そんなときに「もっと努力しよう」と思っていた頃。
でも、ある日ふと、
「夜の私にちょっとだけ手を借りる」ことにしたら、
朝の景色が変わりはじめた。
朝活は、朝の自分だけでがんばらなくていい。
夜の自分と、バトンをつなげばいい。
そう思えたとき、朝はもう少しだけ、
“自分に優しい時間”になっていった。
完璧じゃなくてもいい。
うまくいかない日があってもいい。
でも、「明日の私のために、ちょっとだけ仕込んでおこう」
そう思えた夜の先に、
ちょっと好きになれる朝が待っていました。
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