朝が苦手な私が“白湯だけは続いてる”たった1つの理由

朝って、どうしてこんなに苦手なんでしょうね。
目覚ましを止めた瞬間から、「起きなきゃ」「でも寒い」「あと1分だけ……」って、布団の中でずっと葛藤してる。
そのままギリギリで飛び起きて、寝癖のままバタバタと準備。
朝から余裕ゼロで始まる1日は、だいたいずっと自己嫌悪モードです。

昔の私は、いつもそんな感じでした。

「朝の時間をうまく使える人は人生が変わる」
「朝活をすると頭が冴えて一日がスムーズになる」

そんな言葉を聞くたびに、
「いやいや、それって“選ばれし人”の話でしょ」って思ってたんです。

目次

「朝活って、意識高い人のもの」だと思ってた

「朝活」と聞くと、どんなイメージがありますか?

毎朝5時に起きて、ストレッチして、瞑想して、コーヒーを丁寧に淹れて、日記を書いて、読書して──。
そんなふうに、“意識の高い人の朝”っていうイメージがありませんか?

私は、ありました。めちゃくちゃありました。
むしろ「それができない自分は、朝活に向いてない人間なんだ」とすら思ってたんです。

だから、朝活にチャレンジしたこともありました。
ネットで「朝のルーティン5選!」みたいな記事を読んで、真似してみる。

でも結果は、3日で挫折。
結局、「私は朝に向いてない」が強化されただけでした。

ある日、そんな私が「白湯を飲む」という、たった1つの習慣を取り入れただけで、
少しずつ朝の風景が変わりはじめたんです。

「白湯だけの朝」から、少しずつ自分が変わった気がした

ある冬の朝。
いつも通り、起きるのがつらくて、布団から出られずにグズグズしていた日。

その日は、たまたま前日の残り湯でポットにお湯が入っていて、
何となく、冷えた身体をあたためたくて、白湯を飲んだんです。

ただそれだけ。
ストレッチも、日記も、呼吸法もやってない。
「朝活してる感」なんて1ミリもない、ただの一杯の白湯。

でも、不思議なことに、
飲んだあとの体が、スン…と整ったような感じがしたんです。

「あ、なんか…いけるかも」って。

その日から私は、
“ちゃんとした朝活”じゃなくて、
「白湯だけ飲む朝」を自分に許すようになりました。

毎日できたわけじゃない。
もちろんサボった日もあるし、寝坊して慌てて家を飛び出した日もある。
でも、なぜか白湯だけは、今でも続いてるんです。

白湯が私の“朝のスイッチ”になってくれた気がしています。

白湯って、ただのお湯じゃないんですか?

正直、私も最初はそう思ってました。
「白湯?それってただのお湯じゃん」って。

でも調べてみると、白湯にはちゃんと“朝に効く理由”があることがわかったんです。

朝の白湯が、体と心に効く3つの理由

体温をゆるやかに上げてくれる
 → 体温が1℃上がると、基礎代謝は約12%アップすると言われています。
  内臓をじんわり温めることで、体が「起きる準備」を始めてくれます。

自律神経が整う
 → 胃腸が刺激されて、副交感神経から交感神経への“スイッチ”がスムーズに切り替わる。
  要するに「やる気スイッチ」が入りやすくなるんです。

習慣の“最小単位”として取り入れやすい
 → 白湯を飲む動作そのものが、「私は今日も朝のスイッチを押せた」という自己肯定感につながる。

特別なことをする朝活じゃなくていい。
「白湯を飲む」というだけの“儀式”があるだけで、1日のスタートが“整う”感覚になります。

「白湯だけならやってみたい」と思ったあなたへ

ここまで読んで、
「ちょっとだけやってみようかな」って思ってくれたなら、
その気持ち、とっても大事です。

でも、そこで「続かなかったらどうしよう」とか、
「めんどくさそう…」って気持ちになるのも、すごく分かる。

だから私は、白湯習慣を“がんばらない3ステップ”にして取り入れました。

今日からできる、ゆる白湯習慣3ステップ

✅ STEP1|夜のうちにマグカップとポットをセット
寝る前に、「朝の自分へのプレゼント」として準備しておきます。
何も考えずに朝の自分が動けるように、“ハードルを下げておく”のがコツ。

✅ STEP2|朝起きたら、無心でお湯を注ぐ
まだ思考が働いていないうちに、体を動かす。
「朝はまず白湯」っていう無条件の動作を最初に1つだけ決めておくと、起きる理由になる。

✅ STEP3|飲みながら、深呼吸を3回
スマホも見ず、テレビもつけずに、静かな3分間。
「白湯を飲んで、呼吸を整える」だけで、心がちょっとニュートラルになる。

何かを「やる」朝じゃなくて、何もしないで“整える朝”があってもいい。
白湯はその、ちょうどいいスタートスイッチになるかもしれません。

「ちょっといい朝」は、白湯から始まるのかもしれない

白湯を飲んだだけで、
人生が激変したわけじゃないし、
朝5時に起きてジョギングできるようになったわけでもありません。

でも。

「今日の朝、ちょっとだけよかったかも」
そう思える日が、ほんの少しずつ増えてきたんです。

私は今でも、朝が得意なタイプではありません。
二度寝する日もあるし、白湯すら飲まずに出かける日もあります。
それでも、「また明日は飲んでみよう」って思える自分がいる。

大切なのは、“毎日やる”ことじゃなくて、
“戻ってこれる”朝の習慣を、ひとつ持っていることなんじゃないかと思うんです。

もしあなたが今、
「朝を変えたい」とまでは思っていないけど、
「ちょっとだけラクになりたい」と感じているなら──

白湯、いいかもしれませんよ。

あなたにとっての“ちょうどいい朝”は、どんな形をしていますか?
それを探す旅の1ページ目に、白湯がいてくれたらうれしいです。

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